
2001年7月5日から同年12月27日までテレビ東京系列にて放送された。全26話。サブタイトルが「第○話…」となっている(話数は漢数字が入る)。最終回の時は「最終回…」。放送前の5月3日には『フルーツバスケットにもうすぐ会える!』という特別番組が放送された。
放送されたのは単行本の1巻から5巻までの全話、5巻までに登場しなかった各十二支(紅野・依鈴は除く)が初登場する話である7・8巻の一部(7巻:37、38、42話 / 8巻:43話の一部・44、45話)、綾女の店の話(6巻:36話)、夾の「本当の姿」の話(6巻:31 - 34話)である。また、キャラクターの性格や設定の変更、物語の重要な伏線部分の消去などが行われている。
紅葉がドイツ人とのハーフである設定は存置されたものの、ドイツ語を話さないキャラクターに設定されたり、依鈴に関わる言動の全カット、透たちの担任教師である繭子が別キャラクターに置き換えられるなどの処置がなされた。また、コメディ要素が強調された形となっており、動物に変身する回数も多くなっている。
ストーリー構成や各種設定に関して原作者である高屋奈月はアニメ版のシナリオに関わろうとしていたが、製作側の「自由に作らせて欲しい」との断りが尊重されたと監督の大地丙太郎の著書には記されている。最終回は放送当時、原作が完結していなかったため、アニメ版第1作独自の結末となっている。
監督の大地は、本作の続編を求めるファンの声に対して「フルバのアニメの続きは作れないのです。それは岡崎律子さんはじめ、あの時にスタッフ全員、全力を出し切ってしまったから。でも、今、思った。こういう風に言われ続けるのは、我々の落ち度でした。半端な作り方をしてしまったのでしょう。ごめんなさい。それでも、続きは作れません」と答えている。
放送の15年後の2016年にBlu-ray Boxが発売された。
エピソードのリスト
主題歌
キャスト
- 堀江由衣 as 本田徹
- 久川綾 as 相馬ゆき
- 関智一 as 相馬京
- 置鮎 龍太郎 as 相馬しぐれ
- 水瓶座 as 魚谷ありさ
- 安原 麗子 as 花島咲
- 三石 琴乃 as 相馬神楽
- 井上 和彦 as 相馬羽鳥
- 齋藤 彩夏 as 相馬もみじ
- 宮本 充 as 相馬あやめ
- 陶山 章央 as 相馬初春
- 安原 麗子 as 本田京子
- 若葉 紫 as 相馬あきと
- 井上倫宏 as 相馬一馬
- 名塚 佳織 as 相馬キサ
- 渕崎 ゆり子 as 相馬ヒロ
- 増本 美子 as 相馬律
- 浅井 晴美 as 木之下南
- 清水 香里 as 皆川素子